受け皿がないなら考えればいい

f:id:wada_opinion:20240131052528p:image

既存の政党に満足しない無党派層が増えているのは、ようするに需要を満たしていない、掘り起こしが出来ていないんだろうと思います。すごく単純化するとそういう話だと思うんです。

政治に対する需要として

  1. 安全保障
  2. 経済対策
  3. 健康保障
  4. 文化的保障

などの基本的要素があり、それぞれのスタンスでグラデーションがあると考えられると思います。また少なくとも2つの勢力が必要で、AがダメならBというのが民主主義としては重要なことなんだろうと思います。じゃないと、選挙での選択が出来ない訳ですし。

満足するものがないなら、考えたらいいんじゃない?って思います。

非自民の保守?政党があれば

需要として非自民の保守系政党は一定数あると思います。ただ現在の保守界隈では吸収出来ていないんだろうと思います。極端な保守ではなく、穏やかな保守系政党があれば票数を取るんじゃないか?と思うし、自分も投票するかもしれないなと思います。

現在ある保守系ではニーズを満たせていないのと、先鋭化しているので需要を満たしているとは考えにくいです。

個人的には、安全保障と文化的側面で新しい保守政党を想像することは出来そうだなと思っています。国家観も含めて、令和の時代に必要な形を考えたら?っていう。

あと、別に保守とか言わなくてもいいかなと。保守がどーとかどうでも良いんじゃないかと。呼び方じゃなくて、何を大事にして、どういう国にしたいかみたいなのが必要な訳で。便宜上は保守にしてますが、そのうち違う呼び名を考えたいです。

現実的な左翼の再構築

保守系ではなく、左翼リベラル的な政党も需要を満たしていないなと思います。既存左翼政党は軒並み支持率が低いままです。いくつかの要因はあるでしょうが、根本的には現実的な選択肢になっていないということです。

保守系との違いとしては、国家的な視点というよりは、もっと個人にシフトしたような視点があれば差別化できるのではないかと思います。

保守系のカウンターとして、パーソナルな分野に特化したら良いし、やはり労働者(一般人)にどう寄り添うかが左翼な訳ですし。

経済と安全保障政策

この2つがキーポイントになるだろうとは考えています。いかに現実的で、かつ、魅力的なプランが出せるかでしょう。そもそも政治って、この2つに関しての話がメインですし。

政治家と有権者の資質

政治家の資質も、再度考えたほうが良さそう。自分が支持するならこんな人かなというのもあります。逆に駄目な政治家とか、支持されない政治家もいるだろうし。あと有権者側の資質もあるとは思います。アホみたいなこと言ってる人がいて、そういうことやってるうちは政治以前の話なので、おいおいそのへんも。

自民党

個人的に自民党は、日本を支えてきた実績が蓄積されており、現実として必要な政党なんだろうと思っています。ただし、問題も多々あるとは思いますので批判も含めて書いていきたいなと思います。良い面もあるし、悪い面もあるし、建設的批判はあるべきなんだろうと思う反面、くだらない批判は必要ないなと考えています。

まとめ

この考えに至った理由として既存の政党では、自民党以外の野党は再構築が必要なんだろうという気がします。

※下記の政党を野党して考えています。

  • 立憲民主
  • 国民民主
  • 共産党
  • 社民党
  • れいわ
  • 参政党
  • みんな
  • 日本保守党

とはいえ個別に批判をするより、新しいことを考えるほうが、思考実験としては建設的だなと考えています。

とりあえず2つのタイプの野党を考えるほうが面白いかなと思いますので、このブログで記事にしようかなと。