本当の課題を考えるべき

岸田首相の息子が、秘書官を退任するニュースがあるが、基本的にどうでもいいというか、そんなに盛り上がるような話でもない。

 

そもそも、息子を自分の仕事に関係することに就職させることはリスクも批判も受けるに決まっていて、弊害が大きいことはわかりきっていたことである。

 

そんな中で、忘年会の写真が流出して批判を受けて辞職。まぁ確かに公邸でやることではないかもしれないけど、辞職するほどの大問題でもなく、厳重注意で良かったのではないかと思う。それよりも話題にすべきことは、他にもたくさんあるのに、見出しの強さから批判が必要以上に膨れ上がっている気がするし、野次馬批判がすごい。

 

野次馬の批判の中身も空虚で、それに迎合する議員やコメンテーターの話は刺激的で、ある意味一種の娯楽なんだろうなと思う。ローマのコロシアム状態に見える。

 

本当に課題として大きいことに、話題が集まらず、実りのある議論がされないことが日本の国益にならないことが大きい問題だと思う。こんなことを繰り返して、どんどん思考が劣化してないか不安になる。